2017年現在個人でのケータリング利用が増えてきてはいますが、多くはデリバリーとして利用しており、ケータリングを活用される方の多くは企業や団体になります。
また、ケータリングを利用する用途としては社内の懇親会や大切なお客様を招いてパーティを行う事が多いです。ケータリングを注文する幹事様からするとお客様や上司に満足してもらう事がケータリング会社に求められる価値になります。その為、「予算にもあって、見ためも綺麗、過去の利用者の声を見ると美味しいらしい。」そんなメニューを作ること、そしてそれをHPで露出させることが必要になります。

ケータリングは企業や団体のご利用が非常に多いため、一度使ってお客様に満足していただければ同様のケータリングを伴う会やパーティで再度利用してもらえる可能性が非常に高い事業になります。
その為、顧客獲得のコストも初回の単発で得られる売上や利益のみで計算するのではなく、平均してどのくらいリピートするかを計算し、

単価×平均リピート回数＝生涯顧客単価（LTV）

で見るのが正しいマーケティング手法となります。一般的にはLTVの15％が顧客獲得コストの上限として販促を行っていくと効果的に新規顧客を集めることが可能になるでしょう。

ケータリング会社で最もコンバージョン率が高く、市場性も大きいキーワードが「ケータリング＋地域名」（地域名はメイン商圏名）になります。逆にこれらのキーワードで上位表示していないと広告やポータルサイトに頼り続ける他ありません。
その為、ケータリングが地域特性のあるキーワードという特徴を活かし、

1. ①ケータリングの意味や、ケータリングの方法などの読み物系のコンテンツを作成する。
2. ②メイン商圏を細分化した時に出てくる地域（例：東京都なら中央区・銀座・池袋など）名でのページを作成し、相対的にメイン商圏での情報量を増やす

というSEO戦略を行う事が、正攻法であるとMPHは考えております。

現在、特に大きな商圏ではケータリング会社に求められるものの幅が広がっております。

それが、会場の演出力です。ゲストをお招きして行うパーティなどでは料理もさることながら、会場の雰囲気作りが非常に大切になってきます。
メニューの内容・値段、サービスの写真や言葉でお伝えするだけでなく、実際にパーティの会場が、「このケータリング会社に依賴すれば、こう演出してもらえる。」という事が伝わる様なHPの設計、写真の掲載を行い、どんな会場にしてくれるのかをしっかりと伝えましょう。実際のパーティの写真などが掲載できると、より信用訴求にもつながりますので、お客様に確認の上積極的に掲載していきましょう！