弁護士業界(士業)で作成すべきコンテンツとは?
士業はコンテンツによる集客が有効な業界です!
Webサイトを活用して、顧客を獲得するためには広告を打つかコンテンツを作成して、入り口を増やす以外に方法はございません。
広告は、効果が持続しずらいものであるためMPHではまずコンテンツを活用したWeb集客を実施する様にアドバイスさせて頂いております。
特に弁護士業界(士業)では、顧客ニーズの多様性・情報の専門性からコンテンツによる集客が非常に効果的と言えます。
しかし、闇雲にコンテンツを作成するのは時間のムダです!
闇雲にコンテンツを作成していても、
「時間だけが掛かっていて、アクセスが増えない」
「仮にアクセスが増えてもお問い合わせに繋がらない。」
などの事が起こりえます。
これでは、コンテンツを作成する事が目的となっており、意味をなしません。
今回のコラムでは弁護士業界(士業)で有効なコンテンツ作成方法を業界に特化しているMPHが解説致します。
どのようなコンテンツを作るか?という時にポイントとなるのが、下記の3つです。
①強みの確認
②キーワードの調査
③導線計画
それぞれについて、以下詳しく解説致します。
①強みの確認
弁護士の先生の元に相談したいと思っている顧客は多様な悩みを持っております。ある人は「離婚問題」を、ある人は「雇用問題」を、ある人は「民事裁判」について、、など様々な悩みを持っております。
それらの多様な相談内容を対象とする商圏内で包み込む事が出来れば、晴れて地域一番の事務所になりますが、いきなり全てを獲得しにいく戦略は力が分散してしまい非常にリスキーです。
その為、得意とするお悩み・相談内容を一つピックアップします。
ピックアップの仕方としては、自社に事例がある。効率化がはかれており対応スピードが早い。価格的優位性がある。などから競合より優位性がある領域を幾つか探します。
競合より優位性があるコンテンツを選ぶ理由としては、コンテンツをオリジナルに作成しやすいこと、そのコンテンツがアクセスを獲得した後にお問い合わせにつながりやすいことがあげられます。
②キーワードの調査
強みの確認を行いましたら、次はその強みとなるお悩み・相談内容でどういった顧客ニーズがあるかを調査します。
調査の仕方としては、以下の方法を使用します。
- 実際に相談に来ている顧客のニーズから、どういった事にお悩みかを分類し、それらの顧客がWebでどのようなキーワードで検索してくるかを検討します。また、実際にどのような悩みがあるかはYahoo!知恵袋や弁護士.comなどで質問を投げかけているユーザーの傾向を見ることでも確認する事ができます。
- 1 で抽出したキーワードを実際に検索してみて、他社がどういったキーワードで対策を行っているかを確認します。競合がどういうキーワードで対策しているかは、検索結果に表示されるmetatitle、metadescription、ページ内の見出しを参考にします。
- 2 の作業が完了しましたら、それらのキーワードからさらに派生するニーズを調べる為に、Googleの検索窓にキーワード時に表示される「サジェスト」の内容を確認し、キーワードのリストを作成します。
- 3 の作業が終わり、リストを作成したら、実際にそれぞれのキーワードで検索してみて、上位表示しているサイトを確認し、Googleがそのキーワードにおいてどういう内容のコンテンツを有益なものとしてみなしているかの傾向を確認します。
③導線計画について
アクセスが増えてもお問い合わせに繋がらないと意味がありません。
②で確認した結果、上位表示しているサイトが明らかにお問い合わせに繋がりにくいものである場合、そのキーワードにおけるコンテンツ作成はやや優先度が低いと言えます。
他社も上手くお問い合わせへの導線を引いており、今抱えている悩みを弁護士を始めとする士業の先生に解決してほしい。と顧客が望んでいるであろうキーワードを優先的に対策して、その悩みを解決する方法をコンテンツの中に仕込むことで、効果的なコンテンツの提示を実施する事が可能になります。
まとめ
これまでのコンサルティングの傾向から、料金を調べているものや直近に法改正やNEWSになったトレンド性のあるものは一般的にお問い合わせにつながりやすい傾向がありますが、その他にもそれぞれの事務所様によって、強みを生かして上手くお問い合わせを獲得している事例が多々ございます。
本コラムを御覧頂いた皆様もこちらの内容にならって、コンテンツ作りの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
①強みの確認
②キーワードの調査
③導線計画
どの段階においても、ご不明点がありましたらご相談は無料で行っておりますので、お気軽にお申し付け下さいませ。