注目のThreads(スレッズ)とは?Metaが発表した新しいSNSについて徹底解説!
目次
Threads(スレッズ)とは、2023年7月にMeta社が発表した無料のテキスト共有アプリです。Meta社はInstagramを運営していることもあり、新たなSNS Threadsの発表に大きな関心が寄せられました。
ダウンロード数が公開初日に3,000万回、1週間後には1億5,000万回を突破し、個人に限らず企業の広報ツールとしても利用されています。今回は、Metaが発表したSNS Threadsについて徹底解説します。
Threads(スレッズ)とは
Threadsは、InstagramやX(旧Twitter)に続き、新たなSNSとして注目されています。
「会話が生まれる場所」というコンセプトで、InstagramとXの良いところを持ち合わせたSNSです。Threadsは公開後から着々と新バージョンを公開し、8月にはブラウザ版も登場しました。今後もさらなる機能の拡充が期待できるでしょう。
Threads(スレッズ)の特徴
Threadsの特徴を導入前に、ぜひご一読ください。
投稿文字数が500文字まで
Threadsで「投稿」を指すワードは「post(ポスト)」といい、一投稿につき最大500文字まで投稿できます。画像・動画など視覚的要素がメインのInstagramと異なり、Threadsはテキストがメインです。
また、投稿にリンクの添付が可能で、ダイレクトに外部サイトへ遷移できます。現時点では、InstagramやXにあるハッシュタグ機能はありませんが、今後追加される見通しです。
10枚まで画像投稿可能
投稿につき10枚までの画像が投稿できます。写真と動画の組み合わせも投稿できるため、一回の投稿で多くの情報を発信可能です。
画像比率は問わず、スクエア型や縦横の比率が16:9でも9:16でも見切れずに投稿できます。投稿された複数枚の画像や動画は、左から右へ順番に表示され、スクロールして確認します。最低限のタップで画像や動画が閲覧できる仕様は、ユーザビリティが高いといえるでしょう。
動画の長さは5分まで
Threads では一投稿につき、最大5分間の動画を投稿できます。他のSNSに比べると比較的長い印象です。
Instagramはリールやストーリーのショート動画が強みですが、それよりも尺の長い動画が投稿できるThreadsでは、ビジネスプロモーションへの活用が期待されます。
いいね機能
Threadsにも「いいね機能」が実装されており、直感的な操作が可能です。
スマホの通知を許可しておけば、「いいね」が押されるとアクティビティに表示され、誰がリアクションしてくれたかわかります。積極的に「いいね」を残して交流していきましょう。
ただし、現時点ではThreadsに足跡機能はないので、自分が他の人の投稿を「いいね」した履歴を確認する方法はありません。
再投稿、引用投稿機能
Threadsでは、再投稿を「Repost(リポスト)」、引用投稿を「Quote(クウォート)」と呼ぶことがあります。Xでいうところの、「RT」と「引用RT」です。
自分のフィードに流れてきた投稿を表示させ、一番右側の回転矢印をタップすると「再投稿」と「引用」を選択できます。自分の過去の投稿の再投稿・引用投稿も可能です。
Instagram や X(旧Twitter)とのシェア機能
Threadsは、Instagramだけでなく、Xとのシェアも可能です。
Threadsアプリ内のプロフィールから、シェアしたい自分の投稿をタップすると、紙飛行機のアイコンが表示されます。アイコンをタップし、「Add to story」「Post to feed」「ツイート」を選択すれば、Instagramのストーリーをタイムライン、Xへツイート投稿可能です。
Threads(スレッズ)の登録方法
Threadsは他のSNSと比べて機能がシンプルで、SNSを触ったことがある人はもちろん、初めて使う人にも使いやすいです。
ここでは、Threadsの登録方法を確認していきましょう。Threadsの利用にはInstagramのアカウントが必要ですが、Threadsの登録自体はとてもシンプルです。
Instagramのアカウントを持っていない場合は、Instagramのアカウントを作成してからThreadsの登録に進んでください。
Threadsアプリをインストール
まずは、Threadsのアプリをダウンロードしましょう。
App Store:Threads, an Instagram app
Google Play:Threads, an Instagram app
Webブラウザ版:Threads.net
Instagramのアカウントとの連携
Instagramのアカウントにログインした状態でThreadsのアプリを開くと、画面下に「Instagramでログイン」と表示されます。表示されたInstagramのアカウントが、Threadsと紐付けしたいアカウントかどうかを確認してからログインしましょう。
Instagramのアカウントを複数持っている方は、「アカウントを切り替える」から紐付けしたいアカウントを選択します。
プロフィール情報を入力
Threadsに初回ログインすると、プロフィール情報が表示されます。
名前はInstagramと同一となり、InstagramとThreadsで名前を変更することはできません。もし、名前を変更したい場合はInstagramの「プロフィール編集」から行います。ThreadsとInstagramは連携されているため、名前を変えて設定できない点は覚えておきましょう。
また、プロフィール情報をInstagramと同様にしたい場合は「Instagramからインポート」をタップすれば、簡単に同じプロフィールが作成できます。
プライバシーの設定
Instagramとは別で、Threads専用のプライバシー設定ができます。「公開プロフィール」または「非公開プロフィール」のどちらかを選択しましょう。
公開プロフィール:Threads利用者以外も含むすべての人が閲覧やアクション可能
非公開プロフィール:承認済みのフォロワーのみが閲覧やアクション可能
一度選択した後も、画面右上のメニューボタンにある「プライバシー設定」から変更可能です。企業広報用として利用する場合は、公開プロフィールで運用しましょう。
Threadsに参加
Threadsへの登録が完了したら、投稿やいいね機能などで多くの方との交流を楽しみましょう。
Threadsの企業事例紹介
ここからは、Threadsで既に運用を開始している企業公式アカウントを紹介していきます。企業事例として参考にしてください。
ELECOM
コンピューター周辺機器などの開発と販売を行う企業であるELECOMでは、2023年9月時点でフォロワーは4600人超。
Threadsの投稿は、Xの担当者が運営しています。担当者が、InstagramとThreadsでは「だいぶ違う感じ」と明言しており、親しみやすさを感じる投稿で安定したコメントやいいね数を得ています。
https://www.threads.net/@elecomjp
Spotify
スウェーデンのスポティファイ・テクノロジーが運営するSpotifyは、音楽やポッドキャストなどのデジタル配信サービスです。
世界での有料会員が2億人を超える有名音楽アプリのため、Threadsのフォロワー数はすでに147万人を超えています。
「First day of school, headphones in. What’s playing?(初登校の日にヘッドフォンで聴く音楽は?)」といった質問形式の投稿で、多くのユーザーと交流を深めています。
https://www.threads.net/@spotify
WEGO
ユーズドウェアからオリジナルブランドのファッションアイテムを取り扱うWEGOもThreadsユーザーです。主に商品やセール情報を投稿しており、フォロワー数は2.1万人です。
動画や画像を効果的に使用しており、商品ページのURLを設置するなどの導線もしっかり考えられています。
https://threads.net/@wego_official
Threads(スレッズ)を活用した集客のご相談ならMPHへ
今までは、LINE・Instagram・X(旧Twitter)・Facebook・TikTokの「5大SNS」が、マーケティングで必須のツールでした。Threadsの登場により、マーケティング戦略にはそれぞれのSNSの強みを活かした使い分けが不可欠になります。
SNSを広報ツールとする企業は、既存ユーザーだけでなく新規ユーザーの獲得に成功します。流行にアンテナを張り続けている企業は、次々に現れる新しいSNSにも順応し、確実にフォロワー数を伸ばしていくでしょう。
しかし、既に運用しているSNSや、新たなSNSを使いこなすためには時間も労力も必要です。導入してみたいけど時間がない、または運営することに負担を感じているなどでお困りではないでしょうか。
Threadsを最大限に活用する運用は、ぜひ東京のWEBコンサルティング会社MPHにお任せください。
SNSの新たな訴求ツールの導入や運用は、外部に委託するのも一つの手段です。運営が軌道に乗るまで手伝ってほしい、潜在顧客へのアプローチ法を考えてほしいといったご相談も、WEBコンサルティング会社MPHであれば可能です。
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