MPHの経営に役立つWebコンサルティングコラム

Webコンサルティングコラム
経営目線でのWeb戦略について発信しております。

LINE公式アカウントでの集客方法をご紹介!運用のコツ・成功事例

LINE公式アカウント

「LINE公式アカウントを作ったけど、思ったように集客できていない」

「LINE公式アカウントをうまく運用するコツは?」

このようなお悩みや疑問をお持ちではないでしょうか。

本記事では、LINE公式アカウントの集客方法について、集客方法の種類やLINE公式アカウントの運用のコツなどを解説します。LINE公式アカウントの集客で悩まれている方のために、LINE公式アカウントを使って集客するために必要な情報をまとめました。

LINE公式アカウントを使った集客成功事例も紹介しておりますので、ぜひご一読ください。

LINE公式アカウントが集客に適してる理由

まずは、LINE公式アカウントが集客に適している理由を解説します。LINE公式アカウントが集客に適している理由としては以下の3点が挙げられます。

  • 月間9,200万人以上の圧倒的なユーザー数
  • 親しまれたアプリ画面でコミュニケーションが取れる
  • 高いメッセージ開封率

LINEはSNSの中でもユーザー数が非常に多く、幅広い年齢層の方が利用しています。Instagram・TikTokは若い世代、Twitter・Facebookは中年層などの年齢層が多い特徴がある中で、LINEは10代から60代まで利用率が高いことが特徴です。スマホユーザーの中には他のSNSは利用しないけど、メール・電話代わりでLINEだけは利用するという方も多くいらっしゃいます。すなわち、他のSNSに比べてLINE公式アカウントでは数多くの幅広い年齢層のユーザーにリーチできるのが強みの一つです。

また、LINEのチャット画面上で商品・割引情報やクーポンなどのメッセージを表示でき、問い合わせもチャット上で対応できるなど、親しまれた画面でコミュニケーションをとれるのも魅力の一つです。さらに、LINEのメッセージは開封率が高いことで知られており、LINEから得た情報で商品を購入・サービスを申し込むユーザーも増えてきています。

LINE公式アカウントでの集客

続いては、LINE公式アカウントを利用した集客の流れを解説します。LINE公式アカウントを始めたら、すぐに集客できるわけではありません。まずは、友だちを増やし、それから友だちに情報発信をすることで、集客につながります。

ここでは、「友だちを増やす」工程と「友だちに情報発信」する工程に分けて、それぞれで押さえるべきポイントを解説します。

友だちを増やす

まずは友だちを増やさないことには、集客につながる情報発信ができません。以下のような施策を実施し、友だちを増やしていきましょう。

ー友だち限定の魅力的な特典を用意

まずは自社のLINE公式アカウントの友だちになることのメリットとなる、友だち限定の魅力的な特典を用意しましょう。友だち追加時に配信するクーポンや、定期的に配信される割引情報など、友だちにならないと得られない特典をいくつか用意することで、友だち追加を後押ししてくれます。

友だち限定の魅力的な特典を用意することは、友だち追加をしてくれた後にも効果を発揮します。割引情報やクーポンなどの特典メッセージを見ることによって、開封率が上がり、新規顧客だけでなくリピート獲得やブロック率の低下にもつながります。

ー販促物にLINE公式アカウントのQRコードを設置

実店舗がある場合は、店頭POPや掲示物などの販促物にLINE公式アカウントのQRコードを設置することをおすすめします。ユーザーは販促物のQRコードを読み取るだけで友だち追加が可能になるため、気軽に友だち追加してくれたり、友だち追加の誘導もスムーズになります。

LINE公式アカウントのQRコードはWeb版管理画面から無料でダウンロードすることが可能です。認証アカウントであれば、キャラクター付きのデザインを選ぶこともできます。

LINEポスター

また、LINEオリジナルの有償ノベルティがWeb版管理画面から購入できます。合わせて活用してみましょう。

ーWEBサイト・SNSにLINE公式アカウントへの導線バナーを設置

ECサイトなど実店舗を持たない場合には、WEBサイトやSNSにLINE公式アカウントの導線バナーを設置してみましょう。

WEBサイトであれば、フッターにLINE公式アカウントのQRコードや友だち追加リンクを設置したり、WEBサイトの側部や下部に追尾式のLINE登録バナーを設置するのもおすすめです。追尾式のバナーであれば、常にユーザーに表示されるため、気づいてもらう可能性が高くなります。

また、SNSでの宣伝も有効です。Instagram、Facebook、Youtube、TwitterなどのSNSを既に運用中でしたら、LINE公式アカウントの友だち追加リンクをプロフィールやコンテンツ説明文に追加しましょう。Instagram、Facebook、Youtube、TwitterなどのSNSはLINEよりも友だち以外のユーザーにリーチできる拡散力があります。さまざまな媒体から集客をして、LINE公式アカウントの友だち追加へ誘導しましょう。

ー友だち追加広告を活用

友だち追加広告とは、LINE広告の広告配信機能を、LINE公式アカウントの管理画面から簡単に出稿できる機能です。広告費は発生しますが、LINE上で友だち追加の広告を表示できるため、効率的に友だちを増やすことができます。これまでリーチできていなかった新規のユーザーに友だち追加してもらう可能性があるのが、友だち追加広告の強みです。

LINE友だち広告

なお、広告を表示させるユーザーは「エリア」「性別」「年齢」「興味関心」などのセグメントで絞り込むことが可能です。これまでの運用データからコンバージョンに繋がりやすいセグメントを狙って広告を打つなど、効果的に広告を利用することができます。

ー店舗で声かけをして友だち追加を促す

最後は店舗で声かけをして友だち追加を促すという方法です。古典的な方法にはなりますが、LINE公式アカウントを友だち追加するメリットを直接伝えることができたり、友だち追加後の操作をレクチャーできたりとメリットも多くあります。

また、先に紹介したLINE公式アカウントのQRコードを事前に用意しておくことで、友だち追加をスムーズに誘導することができます。

店舗を持たない場合でも、イベント等に出店される機会があれば是非声かけをして、LINE公式アカウントを友だち追加してもらいましょう。

友だちに情報発信

友だちが集まってきたら、情報発信をして集客につなげましょう。集客につながる情報発信としては以下のような施策があります。

ーメッセージで商品・サービス情報を配信する

まずは自社の商品やサービスを知ってもらうためにメッセージ機能を利用して、友だちに商品・サービス情報のメッセージを配信します。既に商品・サービス自体を知っている友だちがほとんどですので、送る内容としては新着商品・サービスの情報やセールなどが良いでしょう。

また、メッセージの送信方法には以下の2つの方法があります。

一斉送信:友だち全員に対してメッセージを送る方法

セグメント送信:「年齢」「性別」「エリア」など友だちの分類毎にメッセージを送る方法

メッセージを送りすぎても嫌がられてしまうことがあります。内容やタイミングを見計らって、適切なメッセージを送るようにしましょう。

ー割引情報・クーポンを配布する

割引情報やクーポンを配布するのも集客に非常に有効です。友だちはLINE上で割引情報・クーポンを受け取れるため、気軽に商品・サービスを利用できます。リピート率向上にも役立ちますので、是非取り入れてみましょう。

ー1on1のチャットで問い合わせ対応する

友だちとはLINEのチャットで1on1のコミュニケーションを取ることができます。商品やサービスについての困り事をチャットで問い合わせできるため、素早く対応できれば、顧客満足度向上につながります。

ただし、友だちが増えてくると全てのチャットに手動で対応するのは難しくなってくるでしょう。その際は自動応答機能(Bot)を導入し、FAQなどに回答できるようにし、緊急性・重要性の高いチャットに集中できるようにしましょう。

ーショップカードを発行する

LINE上では自社独自のショップカードを発行することができます。ショップカードとは、LINE上で発行できるスタンプカードのことで、商品購入や来店でスタンプを押し、決められた数のスタンプを集めたら特典がもらえるという仕組みです。ショップカードを発行することで、次回の購入・来店に繋がり、リピート率向上を狙うことができます。

また、紙のショップカードを発行しなくて済むので、コスト削減になる上に、ユーザーにとってもショップカードを持ち歩かなくていいので、「ショップカードを忘れた」などのストレスがありません。

LINE公式アカウントの運用のコツ

LINE公式アカウントの運用は具体的に何をすれば良い?!

続いてはLINE公式アカウントの運用のコツを解説します。以下のポイントを押さえて、LINE公式アカウントで集客を成功させましょう。

目的や目標を明確にする

LINE公式アカウントは豊富な機能が揃っているため、うまく使いこなせば非常に便利なツールです。逆に言えば、目的・目標を持たずにLINE公式アカウントを使い始めると、多くの機能に振り回され、手間と時間だけが取られてしまうなんてことも。

そのような事態を防ぐために、LINE公式アカウントを利用する際には、利用する目的を明確にしておきましょう。集客のために利用する、ブランド認知のために利用する、売上アップのために利用するなど、目的・目標を明確にすることで、利用すべき機能も絞られることでしょう。

メッセージ内容を検証する

メッセージをただ送るだけで、集客できるとは限りません。さまざまな内容のメッセージを送り、どんな内容のメッセージの時に開封率が高かったか、売上が増加したかなどを検証することで、集客につながるメッセージ内容が見えてきます。メッセージを送ったら検証するという流れを業務に取り入れましょう。

配信頻度と配信時間を検証する

メッセージ内容だけでなく、配信頻度や配信時間も検証するべきです。どれくらいの頻度で送るとコンバージョンにつながる行動をしてくれるのか、いつの時間帯が開封率が高いかなど、ユーザーの特性を見極めが重要です。

画像、動画を使用する

メッセージは文字だけでなく、画像、動画を送ることができるリッチメッセージ機能がLINE公式アカウントの基本機能でついています。通常のメッセージよりインパクトがあるので、ユーザーにより効果的に訴求できます。

リッチメニューを活用する

リッチメニューとは、ユーザーのトーク画面下部に表示されるメニューのことです。予約、問い合わせ、クーポンなど好きなメニューを配置して、ユーザーのニーズに応えられるメニューを自社でアレンジすることが可能です。リッチメニューを充実させることで、集客だけでなく、売上アップも狙うことができます。

クーポンを活用する

LINE公式アカウントでクーポンを発行することもできます。LINE上で簡単にクーポンを作成し、友だちに配信することができる機能です。実店舗をお持ちな方はもちろん、ECサイトなど実店舗をお持ちでない方もクーポンを発行することができます。

さらにクーポンを開封した人数、クーポンを利用した人数、年代、性別、居住地などの情報を把握することもでき、効果的なクーポン作りに活かすことも可能です。

LINE公式アカウントを活用した事例

最後に、LINE公式アカウントを活用した集客の事例を2つ紹介します。どちらも非常に参考になる活用事例ですので、ぜひ参考にしてみてください。

株式会社澤井珈琲

LINE公式アカウントで客単価や売り上げアップに貢献!

鳥取県に本社を構える株式会社澤井珈琲(以下、澤井珈琲)は、1982年に創業したコーヒーと紅茶の専門店です。EC事業にも注力し、自社サイト以外の複数のECモールでも商品を販売しています。

澤井珈琲では2018年7月に楽天市場店、2021年7月にPayPayモール店(現:Yahoo!ショッピング店)のLINE公式アカウントを開設しました。

LINE公式アカウントの導入目的は開封率が下がっていたメルマガに代わるツールにするためです。

澤井珈琲は以下の施策を実施しました。

  • 平日と休日で配信内容を変えてメッセージを配信し、商品購入を促す
  • 自動応答メッセージ機能を使い、購入商品を迷うユーザーに向けてレコメンドを実施

結果として、

  • メルマガと比較してメッセージ開封率が3.3倍、クリック率は1.7倍を記録
  • カードタイプメッセージを活用して客単価が400~500円ほど増加
  • 9ヶ月でLINE公式アカウント経由の売り上げが2.3倍を記録

出典:https://www.linebiz.com/jp/case-study/sawai-coffee/

株式会社入船(ごちそう村)

LINE公式アカウントで低コストで売上効果14倍!

1916(大正5)年に創業した外食チェーンなどを運営する株式会社入船(以下、入船)は、「ごちそう村」をはじめ複数の飲食ブランドでLINE公式アカウントを導入し、ユニークなメッセージ配信で店舗への来店促進を実施しています。

入船のLINE公式アカウントの導入目的は高コストのハガキ・DMに代わる新たな来店促進ツールの導入でした。

入船は以下の施策を実施しました。

  • 全店舗でLINE公式アカウントを開設
  • 友だち限定のユニークなイベントやメニューで友だち追加を促進
  • LINE公式アカウント内にLINEで予約への導線を設置

結果として、

  • LINE公式アカウント導入後、売上効果がハガキ・DMの14倍に
  • LINE経由での予約件数が増え、予約全体の30%を占めるまでに成長

出典:https://www.linebiz.com/jp/case-study/gochisomura/

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様々なLINE公式アカウントでの運用実績があり、御社に適切な運用方法のアドバイスや運用代行が可能です。お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

MPH WEBコンサルティング事業部

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専門分野:WEBコンサルティング,WEB広告,SEO,DX,MA

様々な企業・事業者のWEBマーケティングを支援してきたMPHのWEBコンサルティング事業部が、経営に役立つIT・WEBに関するノウハウや最新情報を発信しています。

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