ホームページ制作で失敗しない!やってはいけないこととは?
目次
インターネット上で情報を発信することは、もはや企業にとって当たり前のこと。「とにかく発信すれば良い」と考えるのではなく、「よりユーザーによって有益な方法で発信する」と考え、実践することが重要です。
WEBコンサルティング企業だからこそわかる、ホームページ制作でやってはいけないことを教えます。
ホームページの設計でやってはいけないこと
まずはホームページの設計についてです。ホームページの目的や方向性を確実にするため、非常に重要なステップだと言えるでしょう。しかし一方で、この設計段階で失敗してしまう方が多いのも事実です。
ホームページ設計段階でやってはいけないことは、以下のとおりです。
- ホームページ制作の目的を設定しないまま、作業を進める
- ターゲット層を幅広く設定する
- 運用プランを持たないまま、とりあえず設計してしまう
目的やターゲット層が曖昧では、できあがったホームページはどこかぼんやりとした印象になってしまいます。
日々多数のホームページを目にしている消費者の目は、非常に肥えています。ぼんやりとしたホームページは、「結局のところ何が言いたいのかわからない……」といった感想のもとで、見過ごされてしまう可能性も高いでしょう。
また、作るだけ作って放置されているホームページも少なくありません。設計段階で公開後の運用についてもきちんと考慮することが大切です。
ホームページ制作会社の選定でやってはいけないこと
ホームページ制作に関する知識がなくても、専門の制作会社に依頼をすれば、わかりやすく見栄えの良いサイトを制作してもらえます。また近年は、その後の運用についても、継続してサポートを受けるケースが多くあります。
だからこそ制作会社選定も、慎重に行いたいところ。ここでやってはいけないことは、以下のとおりです。
- 契約内容をよく確認しないまま、制作会社を決定する
- 費用面での不安を解消できていないのに、選定する
- ホームページ制作に関する実績を確認しない
外部の企業と契約を結ぶ際には、事前確認が必須です。
- 費用について
- 解約について
- ホームページ制作や運用に関する各種制約について
- 提供されるサポート内容について
最低でも、これらの点についてはしっかりと確認しておきましょう。少し面倒に感じるかもしれませんが、その制作会社が過去に手掛けた実績や、別の会社との比較検討も必須となります。
ホームページの構築時にやってはいけないこと
次はいよいよ、ホームページの構築です。ここで失敗すると、SEO対策に悪影響を及ぼす可能性もあります。より多くの人にホームページを見てもらうためにも、やってはいけないことを事前にチェックしておきましょう。
- デメリットを把握しないまま、無料のレンタルサーバーを使用する
- ユーザー目線を無視した構築を行う
- 適切なセキュリティ対策を施さない
できるだけ費用を少なくしたい!と思うときに魅力的なのが、無料レンタルサーバーです。しかし無料だからこそ、以下のようなデメリットが生じる可能性もあります。
- 全く関係のない広告が入る
- 機能制限があり、使いづらい
- 突然サービスが終了する可能性がある(ホームページが見られなくなる)
企業イメージに関わるポイントですから、有料プランを使用するのがおすすめです。また安心・安全のため、SSLをはじめとするセキュリティ対策も、しっかりと行っておきましょう。
構築時にもっとも大切なことは、ユーザー目線を忘れないということです。ホームページ上でのユーザーの現在地がすぐにわかる工夫や、ページの表示速度、モバイル対応についてもしっかりと考慮することが大切です。
ホームページのデザインでやってはいけないこと
ホームページで多くの注目を集めるためには、デザインも重要なポイント。しかし見た目ばかりにこだわり過ぎると、使い勝手が悪くなってしまう可能性もあります。
ホームページのデザインでやってはいけないことは、以下のとおりです。
- 一貫性のないデザインを採用する
- 動くアニメーションや動画を多用する
- Adobe Flashを使用する
ホームページ制作会社に依頼する場合、これらのポイントは、担当者に一任するケースも多いでしょう。チェック段階でこれらの項目に当てはまる点があれば、指摘して訂正してもらう必要があります。
一貫性のないデザインとは、サイト全体の雰囲気や文字の大きさ、デザインなどが、ページごとにバラバラな印象になっているもの。トーン&マナーが統一されていないと、見ている方も落ち着かない気分になってしまいます。
また動くアニメーションや動画は、ポイントを絞り込んで使うことが重要です。Adobe Flashは、すでにサポート終了が予告されているため、現在ほとんどのウェブサイトで使用されていません。
ホームページに使用するコンテンツについてやってはいけないこと
ホームページを制作する上で、欠かせないのが各種コンテンツですが、ここにもやってはいけないルールが存在しています。
- 著作権を侵害する
- 写真の画質にこだわり過ぎる
- 画像を掲載しない
- 不正確な内容を記載する
コンテンツ制作についてまず注意しなければならないのが、他者の著作権を侵害しないことです。著作権とは知的所有権の一つで、以下のようなものに発生しています。
- 画像
- イラスト
- 文章
- 音楽
「あ、このイラストいいな」と思って気軽な気持ちでコピー使用すると、それが著作権の侵害につながります。損害賠償請求をされる可能性もありますし、刑事罰を受ける可能性もあります。またそれだけではなく、他者の著作権を侵害したコンテンツを掲載していれば、企業のブランドイメージに傷がついてしまうでしょう。
インターネット上で公開されている文章にも著作権はあるので、ホームページ制作をする際に、コピーをするのは厳禁です。
また、利用者の使い勝手が悪いコンテンツや、見づらいコンテンツを掲載するのもおすすめできません。画像の質にこだわる気持ちもわかりますが、サイト全体が重くなれば、閲覧時にストレスを抱えることになってしまいます。また文章だけで内容が説明されているコンテンツも、途中で閲覧者が離脱してしまう可能性が高いです。
掲載内容の正確さにもこだわって、信頼できるホームページ作りを意識してみてください。
ホームページに関するSEO対策についてやってはいけないこと
最後に紹介するのは、SEO対策についてです。SEO対策とは、検索エンジンを利用して特定のキーワードを検索した場合に、自社サイトができるだけ上の方に表示されるようにするための対策を言います。
インターネットを使って調べものをする人は多いですが、検索結果の2ページ目、3ページ目までをチェックする人はごく稀です。ホームページ上で一定の成果を上げるためには、SEO対策は欠かせないものと言って良いでしょう。
とはいえ、そんなSEO対策も、間違った方法で実践すると逆効果です。やってはいけないことは以下のとおりです。
- とにかく被リンク数を上げる
- 対策キーワードを、サイト中に散りばめる
少し前の時代には、「被リンク数が多いサイトの順位が上がる」「対策キーワードは、不自然でも隠されていても、とにかく多い方が良い」という考え方もありました。しかし検索エンジン側の進化によって、利用者にとってより有益なサイトであることが、SEO対策における最大のコツとなっています。
被リンク数を購入するなどして、数ばかりを増やす必要はありません。それよりも、質が高く関連性のあるサイトとの結びつきを意識した方が、効果的な対策となります。
また対策キーワードの取り扱いにも注意しましょう。不自然な文章の中に対策キーワードを詰め込んでも、あまり意味はありません。それどころか「有益ではないサイト」として、検索順位が下げられてしまう可能性もあります。
SEO対策については、初心者ではわからないことも多いものです。専門家のアドバイスも参考にしながら、適切な対策を行っていくのがおすすめです。
失敗しないためにしっかりとした制作会社を選びましょう
ホームページ制作でやってはいけないことはいかがでしたか? 正直なところ「細かなポイントが多すぎて、よくわからない……」なんて感じた方も多いのかもしれませんね。こんなときには、ホームページ制作のプロである制作会社に依頼をしましょう。
制作会社に依頼をすれば、必要なサポートを受けることができます。しかしどんな制作会社を選択するのかによって、受けられるサービス内容、出来上がったホームページの質は違ってくるものです。ぜひ、信頼できる制作会社を選択してください。
Webコンサルティング会社であるMPHは、ホームページ制作やSEO対策面でも多数の実績を持つ会社です。収益アップを目指し、最適なアドバイスをいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。