MPHの経営に役立つWebコンサルティングコラム

Webコンサルティングコラム
経営目線でのWeb戦略について発信しております。

ポータルサイトの作り方とは?【成功する】起ち上げ手順をご紹介!

ポータルサイトの作り方

ポータルサイトの制作・構築

様々な情報が集約されたポータルサイト。
利用するユーザー・掲載企業にとって魅力的なバリューと集客力があれば大きな売上を構築し続ける事のできるビジネスモデルです。
新規事業や現在の事業の延長線として、起ち上げを検討されている企業様も多いかと思います。
ただ、多くの方はポータルサイト起ち上げの経験が無く「検討してみては良いが、何からやれば良いのかわからない。」という状態に陥り、事業起ち上げ自体が頓挫してしまうことも少なくありません。
そこで今回のコラムでは、ポータルサイトの起ち上げ・コンサルティング支援実績豊富なMPHが【成功する】ポータルサイト起ち上げの手順について解説します。

ポータルサイトの内容を決める

まず、ポータルサイトの内容を客観的なデータを集めながら決定しましょう。
最初の段階で納得した状態でスタートすることで、起ち上げの事業成功へのモチベーションが高まりスピード感をUPさせることができます。また、途中で頓挫して時間・お金両方の損失を発生してしまうリスクを低減する事が可能になります。
ポータルサイトの内容を決める上で、行うべき内容は下記になります。
それぞれ簡単な説明と合わせてご紹介させていただきます。

市場性の確認

どれだけ面白いアイディアでも、市場性がなければ売上を構築する事は出来ません。売上を作る事ができなければ、事業として成り立ちません。
「自ら市場を作る」という選択肢もありますが、マーケティングに必要なコストが膨大なものになるのでかなりの資本力がある企業以外はおすすめしません。
検討しているターゲットの市場がどのくらいあるかは、業界紙やシンクタンクが発表している情報を参考にする、関連事業を行っている企業のリサーチを行う、検索キーワードの検索ボリュームを調査して図る方法などがあります。

競合の確認

市場性の確認と同じく、ビジネスを行う上で競合の確認も不可欠な要素です。
競合するサイトを参考に「なぜ成功or失敗しているのか?」「このサイトよりも選ばれる為にはどうすればよいか?」などを確認して、より成功確率を上げるために活用しましょう。

ユーザーのニーズ確認

検討している内容を調べている、探しているユーザーが何を求めているのかを確認しましょう。思い込みなどで的はずれな価値を提供してしまうと、折角アクセスしたユーザーが離脱してしまいます。
実際に自ら様々な関連サイトを触ってみるのはもちろんのこと、ターゲットとなる人へのリサーチなども有効な手段です。

掲載企業のニーズ確認

ポータルサイトの場合、掲載企業の集客も必要になるためユーザーのニーズと合わせて、掲載企業のニーズを把握する必要があります。掲載企業が集まらないとコンテンツの薄いサイトになり、ユーザーも集まらないサイトになってしまうので、掲載企業のニーズにきちんと対応することが重要です。
競合サイトとの契約内容の確認、企業へのリサーチなどを通じてニーズの把握を行いましょう。

目的(MISSON)設定

継続して成長する事業(・企業)には、その事業を行う目的(MISSON)が存在しております。
なるべく早い段階で、目的を設定してブレない判断ができる環境を作りましょう。

事業計画作成

市場や競合などを確認するとどの程度のシェアでどのくらいの売上が立つかが想定されます。
事業を行う上で生命線となる売上がどの程度立つのか確認し投資対効果のイメージを持っておきましょう。

ポータルサイトの企画を行う

ポータルサイトの企画を行う

内容を決定したら、続いて企画を行います。企画には以下の内容が含まれます。

ユーザーバリュー(利用価値)の作成

「どこよりも安価な情報が掲載されている」「どこよりも豊富な情報が掲載されている」などユーザーがそのサイトを利用する価値を用意しましょう。

掲載企業のバリューの作成

ポータルサイトの場合、ユーザーだけでは無く掲載企業に対してもバリューを用意する必要があります。「受注を安価に獲得できる」「利用によって効率化が図れる」など、企業向けにもバリューを用意しましょう。

マネタイズポイントの決定

起ち上げはもちろんの事、継続してポータルサイトを運用する為にはそれなりにコストが必要になります。売上をどの様に上げていくのかを企画の段階からしっかりと想定しておきましょう。
ポータルサイトのマネタイズ方法としては、

  • 月額掲載料
  • 送客や受注による成果報酬
  • 広告料
  • アフィリエイト

などが考えられます。月額掲載料と成果報酬についてはユーザー・企業へのバリューの内容と運営に必要なコストのバランスを見て金額設定を行いましょう。

一般的に立ち上げ時には集客力に乏しく、あまりバリューを提供する事が出来ません。
その中で企業に参画してもらうためにも、なるべくスタート段階では低価格にしておくことをオススメします。

マネーフローの決定

受注・契約の成果報酬をマネタイズポイントとして織り込む場合、運営者・掲載企業・ユーザー間でどのように金銭のやりとりを行うか(マネーフロー)を企画の時点で決定する必要があります。

ユーザー運営者掲載企業 という形でマネーフローを構築した場合、掲載企業に成果報酬分の手数料を差し引いた金額を引き渡すため、確実に集金を行うことができますが、ユーザーから一時的に全額を引き受ける分、運営者側の責任も大きくなってしまう傾向があります。

ユーザー掲載企業運営者 という形でマネーフローを構築した場合、成約したかどうかの確認が必要になるという手間とユーザーや掲載企業によっては成約確認が取れず、一部売上を集金できないリスクが生じ得ます。

以上の様な特徴を把握して、それぞれのポータルサイトにあったマネーフローを決定しましょう。

ポータルサイトの制作

ポータルサイトの制作を行う

企画まで完成したら、制作フェーズに入ります。ポータルサイトの制作には以下の様な内容が含まれます

要件定義

決定した内容・企画に沿うポータルサイトを制作するために、まず初めにどういった要件でポータルサイトを構築するか洗い出し・決定します。

構成作成

ユーザーニーズと定義した要件を踏まえて、構成案を作成します。WF(ワイヤーフレーム)などと呼ばれる、デザインを作成する前の枠組みになります。
この段階までは必要に応じて、定義した要件を見直してもその後の工程には支障は出ないかと思います。

デザイン制作

ターゲットとなるユーザーのニーズ、好みを踏まえて構成案をデザインしていきます。
ユーザーにとっての使いやすさはもちろん、ポータルサイトはページ数がかなり多くなる為、同じ様な要素については出来るだけ使いまわせる形でデザインするのが大切なポイントとなります。

コーディング

コーディング時に特に注意すべき点は、ページ数と想定されるアクセス数の多さからなるべく読み込みスピードが掛かりすぎない様にする事です。
読み込み速度が遅いと、ユーザーの使い勝手はもちろん通信量によるサーバーコストの負担大に繋がってしまいます。

システム構築

コーディングしたデータを要件と照らし合わせて、システムとして構築します。システム構築時の注意点は、自動生成されるページの扱いです。
きちんと整理を行なっていないと、SEO的に大きなマイナスとなってしまう可能性あります。見た目上きちんと表示させる事は当然として、マーケティングの面からもしっかりとチェックを行いましょう。

掲載企業・運営者の管理画面構築

ポータルサイトの場合、ユーザー側のフロント画面と掲載企業、運営者の管理画面の制作(構成作成~システム構築の工程)が必要になります。
掲載企業の管理画面が直感的に使えないと、折角集めた掲載企業の情報がいつまで経っても掲載されない。何度も使い方の説明をしないといけない。などが起こり得るため、
フロント画面と同じくらい使いやすさに気を使う様にしましょう。

掲載コンテンツの用意

ポータルサイトに掲載する各種コンテンツの収集・作成も制作フェーズでとても重要な内容の一つです。
公開後に発生する問題を未然に防ぐ事(利用規約)、ユーザーからの質問を減らしオペレーションに掛かる人件費を削減する事(使い方説明・よくある質問)、SEOなどのマーケティングを成功させる事など、様々な面で役割があります。
構成案の作成のタイミングには用意を開始する事をおすすめします。

ポータルサイトの運用

ポータルサイトの運用を行う

制作が一段落したら、運用スタートです。いきなり販促費を掛けて集客をするのも一つの手ですが、より成果に繋がるポータルサイトを運用していくために、以下の手順で運用をスタートすることをおすすめします。

テスト運用

リスティング広告などの広告費を掛けて多くの人をポータルサイトに集める前に、テスト運用を行います。
限られたユーザー・掲載企業に実際に使用してもらい、フィードバックを得ることで企画・制作段階では気づけなかった問題点や課題を発見することができます。

運用オペレーションの作成

テスト運用と同じか少し前に、運営者としての運用オペレーションを構築しておきましょう。
直接問合せを受け付ける場合に誰がどの様に対応するか、ある程度問合せ内容を想定して対応オペレーションのシステムを構築しておきましょう。

テスト運用をして、問題点の解決・運用オペレーションが決まったら、やっと販促費を掛けての集客のスタートです。ここまではすべて準備で、ここからが本当の意味での事業開始になります。

ユーザー確保の為のマーケティング

ユーザーを確保するために、リスティング広告などのWEB広告・SEO対策・SNS運用など集客を行います。
事業計画に応じて、どのタイミングでどの媒体にどのくらい予算と時間を掛けるべきか判断していきましょう。

サイト分析・改善

ユーザーを集客したら、ユーザー・掲載企業双方に満足してもらうためにサイトの分析と改善を繰り返しましょう。
双方満足してくれるUIUXを構築することがポータルサイトが成功する唯一の秘訣です。

掲載企業の集客(営業)

ユーザーを集客するためにも、掲載企業への営業・集客は不可欠です。
起ち上げ当初のポータルサイトには中々、掲載してくれる企業も集まりません。
最初はなるべくハードルを下げて参画してもらい、実績が出来てから

①マネタイズ化  ②販促費を増やしてユーザー確保  ③掲載企業の増加  ①マネタイズ化  ②販促費を増やして、、

というサイクルになるべく早く持っていける様にしましょう。

ポータルサイトの起ち上げなら実績豊富なMPH

ここまでご案内した流れがポータルサイト起ち上げの流れになります。すべて読んで頂いた方は「こんなに大変なのか?」と思われるかと思います。
実際、きちんと事業としてポータルサイトを起ち上げ・運用していくのは大変な労力が必要になります。
MPHなら、ポータルサイトのコンサルティング・制作実績が豊富なため、無駄な労力を極力削減して、スムーズに起ち上げまで支援させていただきます。
ポータルサイトの起ち上げ・運用をご検討の方はお気軽にご相談くださいませ。

ポータルサイトの制作・構築

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この記事を書いた人

代表取締役 池本将章

代表取締役 池本将章

専門分野:WEBコンサルティング,WEB広告,SEO

株式会社エッコにて、WEBコンサルティング事業部長、東京支社統括を歴任した後、 2017年にMPHを創業。2019年にプラスファクトリー株式会社を設立。これまでに500以上の企業への支援実績。

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