Googleショッピング広告出稿のすゝめ
ネットショップを運営されている皆さん、Googleショッピング広告は活用されていますでしょうか?!「Googleショッピング広告?なにそれ?」「知っているけど、意味有るの?」そんな方は是非、このコラムを呼んでGoogleショッピング広告について知って頂き、出稿をご検討いただければと思います。
Googleショッピング広告とは?
Googleで検索を行うと検索結果上部や下部に商品へのリンクが表示されることがあります。また、Googleには画像や動画といった検索エンジンがタブで付いていますが、その中に「ショッピング」というものがあります。
これらで、より上部に表示させるための広告をGoogleショッピング広告といいます。
Googleショッピング広告の費用対効果は?
検索結果に直接商品のPRが出来るGoogleショッピング広告、「商品ページへの直接ランディングはコンバージョン率は高い傾向がある」というネットショップのセオリーから考えると高いコンバージョン率が期待出来そうですが、実際どうなんでしょうか。
2015年以降にGoogleがショッピング広告に力を入れ、
・検索結果に表示される広告数の増加
・広告が表示される検索結果の増加
したことにより、2015年と2016年の同時期売上比較で90%近い成長を遂げております。
特に近年急激に増加しているスマートフォンでの検索は画面サイズが限られているため、検索結果表示画面での占有面積が非常に大きく、クリックがGoogleショッピング広告の枠に流れていると考えられています。
参考:https://anagrams.jp/blog/why-good-isnt-good-enough-in-google-shopping/
費用対効果については、Googleショッピング広告自体の成長も寄与して、テキスト広告に比べて比較的良い数値になりやすい傾向があります。(※商材や出稿方法によって、異なります。)
Googleショッピング広告の最適化
Googleショッピング広告の課題の1つとして、テキスト広告では実施できるキーワード毎のターゲット設定及び、出稿内容の設定が出来ないというものがあります。
これは、「検索語句と最も関連性の高いものをマッチングしてくれる」というGoogleショッピング広告の仕様から来る課題ですが、設定不要で手間いらずというメリットはあるものの、広告をコントロールしたい運用者からするとやっかいな課題です。
これらを解決する方法として、
①共有予算内で複数(コンバージョンの取れやすいキャンペーン(高優先度・低い入札単価)・取れにくいキャンペーン に分ける)のキャンペーンを作成して
②コンバージョンに繋がりにくいキーワードをコンバージョンが取れにくいキャンペーンに集めて、コンバージョンが取れやすいキャンペーンにはそのキーワードを除外キーワードとして追加します。
③さらに細かく設定する場合は、商品カテゴリの設定から
・セール品
・粗利◯%以上
などのフラグを立てて、商品のグルーピングを行います。
などを実施することで、ある程度広告の運用をコントロールすることが出来ます。
また、Googleショッピング広告の予算設定については、
一定の単価を超えた所で、入札に参加出来る資格を得て、その後は多少の入札単価の増加で表示回数・クリック数を増やすことが出来る傾向があります。それ以上については予算を増やしても緩やかな増加に留まります。
どのポイントでトラフィックが増える(または減る)かを確認して、安すぎず・高すぎずな入札単価を見つけるようにしましょう。
そして、最後に重要なのが商品タイトルを始めとするフィードの内容です。
商品タイトルとキーワードのマッチをGoogleは参照しているので、特に重要な項目と言えますが、その他のフィードの項目を出来るだけ埋める事で様々なキーワードで出稿されやすくなりますので、出来るだけ細かくフィードに入力する様にしましょう。
MPHでは、ネットショップのWEBコンサルタントとしてGoogleショッピング広告の活用提案も行っております。「自社ではどうやって運用すれば良い?」「Googleショッピング広告を始めたいけど、どうすれば良い?」という方はお気軽にお問い合わせ下さいませ。