MPHの経営に役立つWebコンサルティングコラム

Webコンサルティングコラム
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Googleコアアップデートとは?特徴から対策方法をご紹介!

「Googleコアアップデートってなに?」

「Googleコアアップデートにはどんな備えが必要?」

このような疑問をお持ちではないでしょうか。

本記事では、Googleコアアップデートについて、その概要や特徴、過去のアップデート、Googleコアアップデートへの必要な備えを解説します。Googleコアアップデートに対応したいとお考えの方のために、必要な備えをするために参考となる情報をまとめました。

現在のコンテンツの品質を確認する方法も解説しておりますので、ぜひご一読ください。

Googleコアアップデートとは?

そもそもGoogleコアアップデートとはなんでしょうか。まずはGoogleコアアップデートの概要を解説します。

Googleコアアップデートとは「コアアルゴリズムアップデート」の略称で、Googleが検索エンジンのアルゴリズムの見直しを行うことを指します。Googleコアアップデートは年数回実施され、近年は年3回に分けて実施されています。

Googleコアアップデートの中には、検索結果の順位に大きな影響を与えるものもあり、SEO対策をして検索上位を狙うサイト運営には、Googleコアアップデートの情報を掴んだり、対策をすることが求められています。

最近はアップデート後の影響の大きさを考慮し、事前にGoogleの公式TwitterでGoogleコアアップデート情報を周知するようになっています。Twitter投稿に「a broad core algorithm update」と書かれていた場合は、Googleコアアップデートに関する内容ですので、チェックするようにしましょう。

Googleコアアップデート後も検索上位を維持する、新たなキーワードで検索上位を狙うなら、Googleコアアップデートに対応したコンテンツづくりが重要です。本記事を読んで、Googleコアアップデートに対応したコンテンツづくりを進めていきましょう。

Googleコアアップデートの特徴

続いてはGoogleコアアップデートの特徴を解説します。Googleコアアップデートの特徴としては以下のことがあります。

大規模なGoogleコアアップデートは年に2~4回

Googleコアアップデートの規模には大小さまざまありますが、SEOの検索順位に影響するような大規模なGoogleコアアップデートは年に2〜4回の頻度で行われます。一方、小規模なGoogleコアアップデートはほぼ毎日行われております。

注意すべきは検索順位に影響を与える大規模なGoogleコアアップデートで、検索エンジンのアルゴリズムやシステムの変更により、アップデート後は目に見えるレベルで変化があります。大規模なGoogleコアアップデートが行われる場合には、前述の通り事前の周知がありますので、情報を事前に掴んで大規模なGoogleコアアップデートに対応できるように準備しておきましょう。

Googleコアアップデートで検索順位が大きく変動

大規模なGoogleコアアップデートは検索エンジンのアルゴリズムの核となる部分を変更するため、検索順位を大きく変動させることがあります。

Googleコアアップデートに対応できていないと検索順位を落としてしまうことも。検索順位を落としたままにしているとサイト全体の評価を下げることになりますので、迅速な対応が必要です。

逆にGoogleコアアップデートに備えて、自社サイトもアップデートできている企業にとっては大きなチャンスともいえるでしょう。情報収集やアップデート対応に手間はかかりますが、しっかりとGoogleコアアップデートに追従できていれば、安定して検索上位をキープできる可能性が上がります。

主な過去のGoogleコアアップデート

続いては過去に行われた主なGoogleコアアップデートを2つ紹介します。どちらも検索順位に大きな影響を与えたGoogleコアアップデートです。「こんな変更があったんだな」と参考程度に押さえておきましょう。

パンダアップデート

パンダアップデートは、2011年2月に行われたGoogleコアアップデートです。元々のGoogle検索では検索されたキーワードがより多く含まれるサイトが上位に出やすい傾向がありましたが、検索上位の中にはキーワードを連発するだけの質が悪いサイトも多く含まれていました。

パンダアップデートにより「コピーコンテンツ(他サイトのコピー)」「情報量の少ないコンテンツ」「信憑性が低いコンテンツ」などのコンテンツが上位表示されにくくなっており、より専門性の高いサイトが上位に表示されるよう改良されました。つまり「コンテンツの質にフォーカス」したGoogleコアアップデートがパンダアップデートです。

パンダアップデートの由来はアップデート開発の中心人物であるエンジニアのBiswanath Panda氏の名前と、Webサイトの評価に「白黒付ける」から来ていると言われています。

ペンギンアップデート

ペンギンアップデートは2012年4月から2016年9月まで計7回実施されているアップデートです。ペンギンアップデートは悪質な外部リンクを排除するためのGoogleコアアップデートです。

以前は外部リンクの数がサイトの評価を上げる仕組みとなっていたため、スパムリンクや低品質な被リンクのよって検索上位を狙うサイトが存在していました。そのような悪質な外部リンクを排除するために、スパムリンクや低品質な被リンクにペナルティを課す、という変更をしました。つまり「外部リンクに焦点を当てた」Googleコアアップデートがペンギンアップデートです。

ペンギンアップデートによって、サイト内のコンテンツだけでなく、外部サイトからのリンクにも気を配るサイト作りが重要となりました。ペナルティが課されると、検索順位が下がるだけでなく、検索結果に表示されなくなることも。パンダアップデートと同様に、ルールに抵触するようなコンテンツを作らないようにするのが、サイト運営上での課題となります。

パンダアップデートに次いで「白黒付ける」ことから、ペンギンと名付けられています。

Googleコアアップデートに必要な対策

Googleコアアップデート対策

続いてはGoogleコアアップデートに必要な対策を解説します。具体的にどんな対策をすれば良いのか、一つずつみていきましょう。

検索ニーズに応えたコンテンツの作成

SEOの基本として、検索ニーズに応えたコンテンツを作成することが検索上位を取るためには重要です。数々のGoogleコアアップデートを経て、悪質なSEO対策は排除され、Googleの検索エンジンはユーザーの検索ニーズに応えたコンテンツを正しく評価するようになってきました。

まずはキーワードボリュームやサジェストを参考に検索ニーズを掴み、検索ニーズに応えられるコンテンツ設計をしてから、コンテンツ作成に進めるようにしましょう。

検索上位を獲得するには、ユーザーの悩みや疑問を解決するためのコンテンツが求められます。ユーザーが求める情報が少なかったり、同じような内容で文字数を稼いだりしているコンテンツはサイトの評価を下げてしまいます。思い当たるコンテンツがある場合は、リライトをして、検索ニーズに応えられるコンテンツに修正しましょう。

独自性の高いコンテンツの作成

独自性の高さも検索上位を獲得するために重要な視点です。競合サイトの共通コンテンツを取り込んで、ユーザーのニーズを満たしつつも、自社サイト独自のコンテンツを追加するようにしましょう。

自社サイト独自のコンテンツを作成することでGoogleから評価されやすいサイトを作ることができます。一方、競合サイトと丸パクリしたようなコンテンツは低品質のサイトと見なされる可能性があります。自社独自のコンテンツを盛り込んで、ユーザーに価値ある情報を届けるようにしましょう。

専門性の高いコンテンツの作成

Googleからの評価を得るには専門性の高いコンテンツを作成することも重要です。GoogleはYMYLやE-A-Tなど、専門性の高い情報を評価する傾向があります。情報の内容だけでなく、「その情報をどんな専門家が書いたのか」「どれくらい権威のある発信者なのか」など情報の発信者まで評価の対象となります。

つまり素人が他のサイトの情報から得た情報を掲載したコンテンツよりも、テーマの専門家が経験や知見に基づいて作成されたコンテンツの方が優位になるということです。

YMYLとは「Your Money or Your Life」の略語で、「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に影響を与える可能性のあるページ、トピック」を意味します。

E-A-Tは、「専門性(Expertice)」「権威性(Autoritativeness)」「信頼性(TrustWorthiness)」の頭文字をとった略語です。検索順位の向上に大きく関わるため、近年とても重視されています。

出典:https://static.googleusercontent.com/media/guidelines.raterhub.com/ja//searchqualityevaluatorguidelines.pdf

読者ユーザーを意識した見やすいコンテンツの作成

読者ユーザーを意識した見やすいコンテンツを作ることはGoogleからの評価を高め、検索上位を獲得する可能性を上げます。見やすいレイアウト、速いページ読み込みなどユーザーにとっての使いやすさ(ユーザビリティ)を向上させるようにしましょう。

最近ではコンテンツをスマホ・タブレットで見るユーザーが増えてきています。パソコン画面用のコンテンツだけでなく、スマホ・タブレットでも見やすいコンテンツづくりに対応していきましょう。

ページ読み込み速度は、ファイルサイズの重い動画や画像を使用しすぎると遅くなってしまいます。ファイルを圧縮したり、外部サイトへのリンクを活用するなど、ページ読み込み速度を向上させましょう。

なお、ページ読み込み速度はGoogleが提供しているツール「PageSpeed Insights」でチェックすることができます。URLを入力するだけで簡単にチェックできますので、ぜひ活用してみてください。

<PageSpeed Insightsのスコア評価>

  • Good 90~100 緑(速い)
  • Medium 50~89 オレンジ(平均)
  • Low 0~49 赤(遅い)

PageSpeed Insights

https://pagespeed.web.dev/

また、広告を貼りすぎて見づらくならないようにすることも重要です。読者ユーザーの目線に立って、見やすいサイトづくりを心がけましょう。

コンテンツの品質を確認する方法

最後にコンテンツの品質を確認する方法を解説します。自社のコンテンツの品質がどれくらいか気になる方は、以下の方法で確認してみましょう。

Googleが提供する品質評価ガイドラインを確認

まずはGoogleが提供する品質評価ガイドラインを確認しましょう。Googleが提供する品質評価ガイドラインは、Googleの検索アルゴリズムの正当性を評価する担当者の考えがまとめられており、自社サイトの問題点・改善点を知るヒントになります。

最近のGoogleコアアップデートの動向を押さえながら、いつアップデートがきても対応できる状態にしておきましょう。特に先に解説した「E-A-T」を重視するために、Googleが提供する品質評価ガイドラインに遵守することを強くおすすめします。

Googleからの過去のアドバイスを確認

自社サイトのコンテンツの品質を確認するためにGoogleからの過去のアドバイスを確認することも有効です。Googleが過去に発表した「SEOで高い評価を受けるWebサイト」を確認することで、検索上位を獲得するために必要な条件を把握することができるので、自社サイトのコンテンツ作りに活用しましょう。

自社の主観だけでWebサイトのイメージを作り込むのではなく、Googleやユーザーに評価されるWebサイトをイメージすることが大切です。Googleからの過去のアドバイスから、Webサイトのオリジナル性や専門性、分かりやすさなどがGoogleの検索アルゴリズムの評価視点であることがわかります。

SEO対策のツール・コンサルを活用する

Googleの評価基準を理解した上で、さらにコンテンツの品質を向上させていきたいなら、SEO対策ツールやコンサルティングを活用するのもおすすめです。SEO対策ツールやコンサルティングで自社のコンテンツの品質をチェックしたり、問題点・改善点を洗い出すことができます。

SEO対策ツールはキーワード選定から競合調査、コンテンツ分析など、さまざまな機能があります。自社で必要な機能を整理して、自社にあったSEO対策ツールを探してみましょう。

SEO対策のコンサルティングなら、自社サイトのコンテンツの評価だけでなく、問題点・改善点の洗い出しや、コンテンツの品質を高めるための施策の提案・実行までフォローしてくれます。SEO対策に行き詰まりを感じる場合は、SEO対策のコンサルティングを活用してみるのも良いかもしれません。

Googleコアアップデートのご相談は、WEBコンサルティングMPHにお任せください

Googleコアアップデートへの対応はSEOで検索上位を狙うサイトであれば必須の取り組みです。特に年に2〜4回行われる大規模なGoogleコアアップデートへの対応は、検索順位に影響を与えるため、必ず内容を確認して、対応する必要があります。しかしながら、Googleコアアップデートの情報収集や内容理解、そして具体的な対応方法などで迷うこともあるでしょう。そういった時は、ぜひ東京のSEOコンサルティング会社MPHをご利用ください。

SEOに詳しい会社が手掛けるからこそ実現するサポートが充実しています。Googleコアアップデートの対応はもちろん、自社サイトの現状分析、課題分析、SEO施策の提案までサポートいたします。

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この記事を書いた人

MPH WEBコンサルティング事業部

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専門分野:WEBコンサルティング,WEB広告,SEO,DX,MA

様々な企業・事業者のWEBマーケティングを支援してきたMPHのWEBコンサルティング事業部が、経営に役立つIT・WEBに関するノウハウや最新情報を発信しています。

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