MPHの経営に役立つWebコンサルティングコラム

Webコンサルティングコラム
経営目線でのWeb戦略について発信しております。

ECサイト立ち上げ時にやるべきマーケティング!早期に利益を創る方法。

ネットショップで早期に売上をあげる方法

ECサイトはとにかくやることが多い。。

ECサイトの制作に始まり、仕入れ(メーカーとの交渉)、人員配置、配送会社との交渉、売上計画の策定 etc… と、ECサイトの立ち上げは非常に多くのタスクを伴います。
また、ECサイトオープン後も仕入れ、在庫整理、受発注業務、発送業務etc… などの運用業務が多数あります。
そのため、効果的にマーケティング(≒集客)を行うことが困難になり、蓋を空けてみれば

  • 「忙しいのに、全然売上が上がっていない」
  • 「売上はあがっているが、利益が全くでていない」

など多くの時間とコストを掛けたのに、事業として成り立っていない状態陥る事がよくあります。
こういった状況に陥らずに、早期に売上・利益を生み出す為にはどのような行動を取るべきなのでしょうか?!

ECコンサルティングとして、多数のECサイトの立ち上げ・業績UPのサポートをしてきたMPHが解説します。

早期の売上・利益創出の為には、戦う【カテゴリーの選択】が必要

結論から言うと、戦う【カテゴリーの選択】が必要になります。

ECサイトでは、

  • 価格やサイズ
  • 商品の種類
  • 使用する人の属性
  • シーン

など顧客のニーズに合わせて、様々な商品の探し方(≒カテゴリー)を用意します。
何故様々な探し方が必要かというと、1つの商品を取っても様々な探し方あるためです。


どんな財布を探してますか?

例えば、あなたが財布を探している場合を想像して下さい。

財布を探している理由はどんな理由ですか?「自分が使っているものが古くなったから?」「彼氏・彼女へのプレゼント用に?」

仮にあなたが男子大学生で同級生の彼女に財布にプレゼントする財布を探しているとすると、

財布を選びの条件:”20代””女性””プレゼント”されて嬉しい財布。予算は”40,000円以下”で。

といった条件で探したいと思います。
上記の””で囲まれたものはすべてカテゴリーになりうるもので、これらはすべて商品を探す時の切り口になります。
財布を探す場合は、上記の様なカテゴリー以外にも”長財布”や”2つ折財布”といった財布の種類、”PRADA”や”土屋鞄”、”miumiu”といった財布のブランドなどが存在します。

ECサイトで早期に売上・利益を創出するためには、この【カテゴリー】を【選択する】ことが必要になります。

では【カテゴリーを選択する】とはどういうことでしょうか?!
簡単に言い直すと以下の様に言えます。

「全てのお客さんのニーズに立ち上げ時から対応するのは大変なため、こちらが得意とする領域を選び、そこで他社よりも自社が選ばれる環境を作る」

戦う領域が限られていれば、多忙なECサイト運営において

  • 考えないといけない事の総量が減る
  • 仕入れ、在庫管理も集中的に出来るので、業務・経理・管理双方で楽になる
  • マーケティングを強化すべきポイントが明確になり、同じ時間で実行出来る量が増える

などのメリットを享受することが出来、自社が選ばれる環境つくり=売上・利益つくり を早期に行える様になります。

戦うカテゴリーはどのようにして選択するか?

ここまで、早期に売上・利益を創出するために【カテゴリーの選択】が必要なことを御案内してきましたが、どのようにして戦うカテゴリーを選択するのでしょうか?!

選択する為のポイントは3つあります。

市場規模があること

折角様々な対策を行っても、そもそもその領域にニーズがなければ意味がありません。市場規模がある領域を選択しましょう。
尚、市場規模の調査の方法としては以下の様な方があります。

  1. シンクタンクや行政が提供する各業界の市場規模に関する資料を参考にする
  2. 同じ業界の上場企業など、業績を開示している企業の情報を参考に市場規模を推定する
  3. 検索ボリュームを調査するツール(Googleキーワードプランナー、aramakijake.jp など)で調査する

競合が多すぎないこと

市場が合っても、競合が多すぎる領域を選択してしまうと、成果が出るのに時間が掛かりすぎる事があります。出来る限り競合が少ない領域を選択しましょう。
尚、競合調査の方法は下記などが有効です。

  1. 取り扱い商材をECサイトで販売する上で重要な要因を書き出した上で、競合サイトをチェックして比較表を作成する
  2. 競合サイトの構造を把握するツール(Screamingfrog SEO Spiderなど)を活用する
  3. 競合サイトのマーケティング状況を把握するツール(SimilarWebAhrefsなど)を活用する

商品力のある領域であること

市場規模があって、競合が弱くても、商品力がなければお客さんに購入してもらうことが出来ません。自信を持って販売出来る商品力のある領域を選択しましょう。
商品力があるというのは、具体的には「価格的優位性がある(≒製造・仕入れコストが安い)」「品質や機能で優位性がある」「品揃えが豊富にある」などになります。

上記の3つのポイントを外さず、選択したカテゴリーでしっかりと対策を施せば必ず成果が出ます。これからECサイトを立ち上げる方、ECサイトを運営しているが中々利益が出てい無い方は是非この方法を試して見てくださいね。

ECサイトの売上UPならMPHにお任せ下さい

MPHでは、市場規模の調査や競合調査を始め様々なECサイトの売上アップの為のお手伝いをさせて頂いております。起ち上げ半年で月商1000万円、売上2000万円で販管費5%以下、支援から1年で売上が200%など様々な成功事例がありますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

MPHが支援しているお客様のサイトの実際のアクセス数の推移例:起ち上げ3年目。レンタル商材で月商2000万円突破

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この記事を書いた人

代表取締役 池本将章

代表取締役 池本将章

専門分野:WEBコンサルティング,WEB広告,SEO

株式会社エッコにて、WEBコンサルティング事業部長、東京支社統括を歴任した後、 2017年にMPHを創業。2019年にプラスファクトリー株式会社を設立。これまでに500以上の企業への支援実績。

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