やらない理由はない?クリニック集患のLINE活用で見込める効果
昨今多くのクリニックが集患や患者の対応にLINEを活用しています。
本記事では、クリニックにおいてLINE活用が活発な理由や導入効果、デメリットなどについて解説します。
これからLINEを活用予定の方や、LINEを導入したけどあまり効果が出ていないクリニック経営者・院長先生などは是非ご参考下さい。
クリニックでLINEの活用が活発な理由
以下などの理由が挙げられます。
LINEが患者様にとって身近なツールである
LINEは、日本国内で9,300万人(2022年9月末時点)が利用する日本最大級のコミュニケーションアプリです。
日常的に利用するLINEに情報を届けることができるため、情報に気づいてもらいやすい・見てもらいやすい点*が魅力です。
*メールと比較した際に、開封率は6倍・メッセージの中のクリック率は20倍というデータもあります。
インフラ化しており、名簿価値が高い
2023年現在、TiktokやX(旧Twitter)、Instagramなど様々なSNSが流行っていますが、以前はmixiやFacebookなどが盛況しておりました。こういったSNSは流行り廃りの波が大きく、クリニックが折角フォロワーを集めたとしても、SNS自体が衰退してしまう可能性を孕んでおります。
対して、LINEは既に国内9,300万人の利用とインフラ化しており、取って代わるツールが出てくる可能性が非常に低いため、友だちとして名簿化した後の継続価値が高いと考えられております。
予約システムなどクリニックの業務と相性が良い
LINE公式アカウント(店舗や企業向けのLINEサービス。個人アカウントとは異なる機能が様々あります。)には予約システムや再診フォローができるチャット機能など、クリニックの業務と相性の良い機能が揃っています。
独自の予約システムをお持ちでないクリニックはもちろん、既に予約システムをお持ちのクリニックであっても、多くの課題を解決する可能性があります。
無料で導入することができる
LINE公式アカウントはアカウント作成および基本機能は無料で利用できます。
月々の配信数が201件を超えたり、集患のための広告や独自システムを構築すると費用がかかることがありますが、LINE公式アカウントは導入自体にコストはかかりません。
無料にも関わらずLINE公式アカウントを友だちとして追加してくれたユーザーに対して、新しいサービスなどの情報を届けたり、来院後のフォローを行なったり、クーポンを配布するなどのコミュニケーションを取ることができます。
クリニックにおいてLINE活用で得られる効果
続いてクリニックにおけるLINE活用で得られる効果をご紹介します。
配信による来院誘導
クリニックのLINE公式アカウントを友だちに追加してくれた患者様に対して、
- 一斉配信
- 属性を絞った配信
- 個別配信
を行う事ができます。魅力的なオファーや前回来院からの丁度良いタイミングでの配信を行う事で、来院誘導を行う事が可能になります。
友だち全員に対して配信を行う一斉配信を始め、属性を絞った配信(例:男性のみ、30代のみ、しわがお悩みの方のみ、二重整形に興味がある方のみ など)、個別での配信など、配信する内容に応じて使い分けを行う事で、より来院誘導率を上げる事ができます。
配信によるナーチャリング(顧客育成)
前述の各種配信により、クリニックや施術の特徴や魅力、症例写真などを友だちに配信することにより、来院前の見込み客を顧客にしたり、既存の顧客をファンに育成することが可能になります。
特に「属性を絞った配信」「個別配信」を行う事で、友だち毎にOnetoOneの配信・対応をすることが出来るので、友だちからすると【自分だけの特別感】を感じてもらいやすくなります。
クーポンやポイントカード活用による来院誘導
LINE公式アカウントにはクーポンやポイントカード発行の機能があります。
友だち追加時などにクーポンを付与することで、ホームページやInstagram等のSNSからの友だち追加への誘導を行ったり、
来院ポイントで様々な特典(例:美容商材のプレゼント など)を行う事で、初診や再診に誘導することができます。
自動応答による業務効率化
LINE公式アカウントには、友だちからの特定のメッセージに対して特定の回答を返す自動応答という機能があります。
自動応答を活用して、クリニックに良く寄せられる質問への自動解答や、カウンセリングシートの代用として活用することで、個別対応の手間や受付時間の短縮など業務効率化を実現できます。
診察予約(別ツールとの連携が必要)
LINE公式アカウントと診察予約システムを連携することで、LINEから簡単に予約取れる様になります。
電話やメール(フォーム)を利用しなくても空き時間を患者様の方で確認でき、予約することが出来るので、患者様の利用満足度の向上と業務効率化を一気に行う事が可能です。
チャットで経過フォローができる
クリニックで診療を受けられた患者様に対して、LINEのチャットで経過・再診フォローができるのも魅力の一つです。LINEをメインのコミュニケーションツールとして利用されている方も多いので、ユーザーにとっても手軽にコミュニケーションが取れます。
LINE公式アカウント運用のデメリット
様々なメリットのあるLINE公式アカウントですが、デメリット(活用の上での注意事項)も存在します。
以下のデメリットを理解して、利用を検討して下さい。
友だち追加してもらう必要がある
LINE公式アカウントを開設しただけでは、友だちが0人の状態で患者とコミュニケーションを取ることができません。運用するためには友だち追加してもらう必要があります。
友だち追加をしてもらう方法としては、以下の方法があります。
- 友だち追加のQRコードを院内に掲示する
- 来院した患者に声をかけで、追加を促す
- HPやSNSから友だち追加できるリンクを作成する
- LINE友だち追加広告を出稿する など
ブロックされてしまうことがある
メッセージをむやみに配信したり、患者にとって有益でない情報を配信していると、ブロックされてしまうことがあります。
ブロックされてしまうと患者とコミュニケーションを取れなくなりますし、再診率の低下などにつながります。
メッセージの通数によっては無料ではなくなる
LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。無料の「コミュニケーションプラン」でも全ての機能を利用することができます。しかし、無料で送ることができるメッセージ通数には制限があり、201通以上のメッセージを送りたい場合は有料となることに注意が必要です。
アカウントの運用に手間がかかる
LINE公式アカウントは開設したら終わりではありません。LINE公式アカウントを友だち追加してくれたユーザーに対して、メッセージやチャットなどでコミュニケーションを取ったり、各種コンテンツを配信したりとユーザーとの関係性を良くする施策を打つ必要があります。
ある程度友達が増えてくると手動での対応も難しくなり、業務効率化が求められます。そんな時にLINE公式アカウントの運用で悩むようであれば、コンサルティングを利用するのもおすすめです。社内リソースだけで業務改善を進めるのは、効率的でない場合があります。費用はかかりますが、LINE公式アカウント運用のプロの知識やノウハウを借りて、LINE公式アカウントの運用を一気にレベルアップさせることができます。
クリニックのLINE活用コンサルティングはMPHへ
様々なメリットのあるLINEですが、しっかりと活用するためには運用するためのリソースとノウハウが必要になります。
忙しいクリニック様の場合、導入自体を諦めることや、うまく運用できないこともあるでしょう。そんなクリニック様は、ぜひMPHをご利用をご検討下さい。
MPHの代表はLINEマーケティングツールFANVOの代表を兼任しており、LINE活用の様々なノウハウを保有しております。
美容クリニックのWEBコンサル実績豊富且つ、LINEマーケティングの実績豊富なMPHなら、御院にあったLINEの活用方法をご提案させていただくことが可能です。
ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせ下さいませ。
この記事を書いた人
MPH WEBコンサルティング事業部
専門分野:WEBコンサルティング,WEB広告,SEO,DX,MA
様々な企業・事業者のWEBマーケティングを支援してきたMPHのWEBコンサルティング事業部が、経営に役立つIT・WEBに関するノウハウや最新情報を発信しています。