MPHの経営に役立つWebコンサルティングコラム

Webコンサルティングコラム
経営目線でのWeb戦略について発信しております。

ブログやコラムでアクセスアップ!ブログのSEO対策のポイント

ブログSEOのポイント
10秒でわかる この記事の要約
  • コラム型ブログは長期的に検索流入を得られる有効な施策

  • 成果を出すにはキーワード選定と検索上位記事の分析が不可欠

  • 記事は網羅性と独自性を重視し、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識

  • タイトル・見出し・内部リンクなどSEOを意識した構造設計が重要

  • 読みやすさ・誤字脱字の排除・画像活用でユーザー満足度を高める

ブログやコラム記事は、さまざまなキーワードで集客を目指せる、非常に便利なツールです。誰にとってもスタートしやすい一方で、「なかなか思うようにアクセス数が集まらない……」と悩んだ経験はありませんか?

ブログでアクセスアップを狙うためには、どのような準備をして、SEO対策を施すべきなのでしょうか。そのポイントと流れについて解説します。

SEOの歴史とコラムの位置付け

引用元:https://webtan.impress.co.jp/e/2020/11/09/38022

コラムは、特定のテーマについて掘り下げて読者に伝える読み物コンテンツです。

SEOの歴史においては、Google検索エンジンの登場や、その後のアップデート(パンダ、ペンギンなど)がコラムの位置づけに大きな影響を与えています。

 

以前は被リンク重視のSEOでしたが、2012年以降は、コンテンツ品質が重要視されるようになりました。現在もコラムは、価値ある情報を届けるという本質は変わらず、検索上位表示に寄与する重要な役割を担っています。

コラムのメリット・デメリット

コラムの最大のメリットは、検索エンジンからの安定した流入が見込める点です。ユーザーの検索意図に沿った高品質な記事は、長期的にWeb集客力を強化でき、アクセスを獲得しやすくなります。また、キーワード単位で複数の記事を作成しやすく、情報発信の幅も広がります。

 

一方、デメリットとして、コンテンツの品質維持には労力やコストが必要です。SEO記事はキーワードや構成の最適化が必須で、知識が不十分な場合は運用が難しいかもしれません。カニバリゼーションや、CVに繋がりにくいといった点にも注意が必要です。

 

以下に、コラムでSEO対策を行う際のメリット・デメリットをまとめました。

 

メリット デメリット
キーワード単位で大量に作成できる ページごとのカニバリゼーションが発生しやすい
比較的簡単に作成できる 競合他社が増えやすい
上位表示しやすく、長期的なアクセスを獲得しやすい ニーズのミスマッチが起きやすい
CVにつながりにくい
品質の維持に努力・コストがかかる

 

コラムのメリット・デメリットを理解したうえで、自社のリソースや目的に応じた戦略を立てることが重要です。

 

具体的には、次のようなことを意識した運用が求められるでしょう。

  • KW戦略の立案・既存記事の活用
  • 競合他社が真似できない独自のコンテンツ(事例・特長など)
  • KW・特徴・検索意図などを総合的に捉え、ペルソナの行動に合わせたCV設計

 

検索エンジンの仕組み

検索エンジンの仕組みは、「クロール」「インデックス」「ランキング」の3つのステップから成り立ちます。これにより、適切な情報を瞬時にユーザーに届けられます。

  1. クロール(情報収集)クローラー(ボット)がインターネット上のWebページを自動で巡回しデータを集める
  2. インデックス(情報登録)集めた情報を検索エンジンのデータベース(インデックス)に整理して登録する
  3. ランキング(検索結果の順位づけ):ユーザーが検索した際、インデックスから関連性の高い情報を順位づけして表示する

 

ユーザー向けの視点と検索エンジン向けの視点

    コラムのSEO対策では、「ユーザー向けの視点」と「検索エンジン向けの視点」を意識することが重要です。どちらにも評価されるコンテンツであれば、長期的な集客力や信頼性向上につながります。

    ユーザー向けの視点

    ユーザーの求める情報をわかりやすく・読みやすく伝えることが大切です。適切な文章構成や見出し・専門用語の補足・誤字脱字がない表現などが求められます。

    ユーザーの疑問や悩みを解決できる内容であれば、滞在時間の向上や離脱率の低下に直結します。Googleが重視する「ページエクスペリエンス」や「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」にも良い影響を与えます。

    検索エンジン向けの視点

    検索エンジンのクローラーに正しく認識・インデックスされるよう、構造の最適化やメタ情報(タイトル・ディスクリプション・見出しタグなど)の整備をします。さらに、内部リンクやサイトマップの整備・キーワード配置なども工夫が必要です。

    対策すべきキーワードとトピックスを洗い出す

    ブログのSEO対策を行う上で、重要なのはキーワードの選定と、それをどのように見せるのかという点です。

    比較的自由に、書きたいことを書けるのがブログの魅力でもありますが、純粋にアクセスアップを狙うのであれば、「読み手が必要とする情報」を積極的に与え続けていくことが大切です。またいろいろな方面にアンテナを伸ばすよりも、コレと決めた分野に特化してアクセスアップを狙った方が近道になります。

    まずは自身のブログで、対策を行うべきキーワードを選定してみてください。キーワードを決めたら、そのキーワードをより良い方法で読者に伝えることが大切です。

    同じキーワードを扱っていても、

    • 日記
    • 独り言

    のようなブログ記事では、検索からたどり着いた方を満足させることは難しいです。質の低いコンテンツと評価されれば、検索順位もアップしません。

    一方で、

    • 十分な情報量
    • 抱えていた疑問を解消できるような良質なコンテンツ

    これらを意識してブログ記事の作成を行った場合、長期的に見て、ブログの価値は少しずつ上昇していきます。

    重要なのは、これらのポイントを意識しながら記事の作成を行うということです。キーワードの選定、そのキーワードで検索してきた方が、具体的にどんな情報を求めているのか、理解した上で記事作成に取り組んでみてください。

     

    読み手が必要とする情報についての捉え方

     NG 

     主観的な日記、独り言

     OK

     疑問の答えに値する良質なコンテンツ 

     

    キーワードで上位表示しているコンテンツを参照

    キーワードを決定し、それをどのように見せれば良いのか悩んだときには、実際に自分自身で検索してみるのがおすすめです。上位表示されるサイトを、片っ端からチェックしていきましょう。

    上位表示されるサイトは、多くの人が求めている質の高いコンテンツを掲載していると考えられます。こうした傾向に則った上で、それを上回るほど魅力的で質の高いコンテンツを用意できれば、自然流入数はアップしていくことでしょう。

    文章の内容の充実、すっきりとした見せ方や伝え方を意識しつつ、自身のブログならではの情報も折りこんでみてはいかがでしょうか。

    SEOに強いブログ・コラムを作るポイント

    ブログ・コラムのアクセス数をアップさせたい!と思うときには、SEO対策に関する知識が必須となります。その知識を元に適切な対策を講じることができれば、検索順位はアップし、自然とアクセス数も多くなっていくでしょう。

    第一に押さえておきたいポイントとしては、構造をシンプルにし、できるだけテキストが豊富なコンテンツを作るということです。またコンテンツの数が増えてきたときには、わかりやすく分類することも忘れないでください。

    トップページに各カテゴリーへのリンクを設置し、それぞれのカテゴリーから個別記事へと飛べるようにすれば、サイトを訪れた方の利便性もアップします。SEOの高評価にもつながりやすくなるでしょう。

    コンテンツの分類をしっかりと行っておけば、読者がお目当ての記事に到達しやすくなります。読者の満足度が上がれば、質の高いコンテンツとして認識されやすくなります。

    適切なタイトル・Descriptionを設定する

    ここからは、1つ1つの記事を、より効果的に見せるためのポイントについて解説していきます。ブログやコラム記事を作成する際に、もっとも重要なポイントとなるのがタイトルです。

    ページタイトルは、検索結果にも表示される重要な情報。またタイトルで多くの人を惹きつけ、「読んでみたい!」と思わせることができれば、SNSでの拡散も期待できます。

    とはいえ、タイトルだけを大げさに設定し、内容がそれに伴っていないようでは、せっかくやってきた人をガッカリさせてしまうことにもなりかねません。タイトルのできるだけ早い部分にキーワードを設置し、内容全体を簡潔にまとめられているものが理想的です。

    Descriptionとは、検索結果が表示された際に、タイトルの下部に表示される概要のことを言います。タイトルだけでは伝えきれない魅力を、Descriptionを使って伝えることで、流入数アップを狙えます。

    見出しタグを適切に使う

    記事をわかりやすく仕上げるため、ぜひ積極的に活用したいのが見出しタグです。見出しタグには、<h1>から<h6>までの6つの種類が存在していて、適切に使い分ける必要があります。

    もっとも大きな見出しとなるのが<h1>タグです。その中にさらにタグを使用したいときには、<h2>から<h6>という順番で設置してください。

    見出しを適切に活用することで、ページ内にどのようなコンテンツがあり、どういった構成になっているのかわかりやすくできます。

    ポイントで画像を差し込む

    ブログのアクセス数アップを目指すため、重要な意味を持つテキスト。しかしテキストだけで構成されたブログ画面は、見ている方にとっても疲れてしまうものです。画像を適切に挿入することで、ブログデザインが良くなります。

    画像のファイル名にも工夫を凝らしながら、取り入れてみてください。

    関連するブログ・ページにリンクへのリンクを設置する

    ブログ記事で重要なのは、記事それぞれで独自の内容を扱うことです。1ページ・1テーマを心掛けることで、サイト全体がわかりやすくなり、価値が向上しやすくなります。

    ここで重要なのが、関連するページ同士・ブログ同士を、お互いにリンクを貼って結び付けるということです。「○○の記事を読んでいたら、△△というテーマについてもっと知りたくなった」という読者は少なくありません。こうした読者を誘導できるのが、リンク設置のメリットです。

    検索で訪れた方がどのような点に興味を抱き、またどのようなポイントに疑問を抱きやすいのかを意識した上で、使い勝手の向上を目指してみてください。

    更新したページを検索エンジンとユーザーに発見してもらえるように、TOP等からリンクを表示する

    ブログのアクセスアップのためには、こまめな更新も重要なポイント。しかしせっかく更新したにも関わらず、該当ページを検索エンジンやユーザーに発見してもらえないことがあります。

    この問題を避ける方法としては、ブログTOPページなどに、最新記事へのリンクを表示する方法が有効です。そのリンクをたどって、検索エンジンやユーザーが最新ページにたどり着きやすくなります。

    MPHはブログ・コラムでのSEOの成功事例が豊富!

    ブログのアクセス数をアップさせたい!と思ったときにできる対策は、どれも小さく、そして地味なものだと言えるでしょう。しかしこれらのポイントを、一つ一つ適切にクリアし、サイト全体を整えていくことが、もっとも効率の良い近道と言えるのです。

    MPHでは、ブログのSEO対策においても、多数の実績を誇っています。それぞれのブログに足りていないポイントや必要な対策について、しっかりとサポートした上でアクセスアップへとつなげていきます。気になる点があれば、ぜひお問い合わせください。

    >お問合わせはこちら

    >SEO対策サービス紹介ページはこちら

    この記事を書いた人

    代表取締役 池本将章

    代表取締役 池本将章

    専門分野:WEBコンサルティング,WEB広告,SEO

    株式会社エッコにて、WEBコンサルティング事業部長、東京支社統括を歴任した後、 2017年にMPHを創業。2019年にプラスファクトリー株式会社を設立。これまでに500以上の企業への支援実績。

    WEBを活用して業績UPをされたい皆様
    ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせ下さい。
    受付 / 9:00~18:00定休日 / 土日祝
    24時間受付けのお問い合わせ・ご依頼はこちら
    【美容クリニック向けサポート紹介】資料請求(無料)はこちら!

    本資料では、主に以下について掲載しています。
    ・美容クリニック向けサービス一覧
    ・美容クリニック様の成功事例
    ・MPHのサービス料金
    ・支援体制

    詳しくはこちらから