seoの初歩の初歩!titleの付け方を意識しよう!
目次
SEO対策を行う上で、最も重要な要素の1つがtitleの設定です。
「ホームページでなかなか集客できない…」と悩んでいる場合でも、titleに少し手を加えただけで反応が変わった!という事例は、決して少なくありません。
SEOに効果的なtitle設定の方法はもちろん、「そもそもtitleとは何か?」という基本的な事項から、わかりやすくお伝えします。
titleとは?基本知識と適切な文字数について
SEO対策をする上で、「titleが重要」というのは、よく耳にするフレーズです。
なんとなく意識しているつもりでも、実際のところはよくわかっていない…という方も多いのではないでしょうか。
titleとは、HTMLに記述されているtitleタグのことを示しています。
HTMLとはウェブサイトを構成するための基本的な言語の一つであり、その中の<title>タグに挿入されたフレーズが、titleです。
titleはいわば、そのサイトの「顔」。
検索サイトの一覧ページに記載されるのがこのtitleであり、検索する側にとって「このウェブページを訪れる価値があるかどうか?」を判断されるポイントになるからです。
ちなみにtitleは、長ければ長い方が良いというわけではありません。
日本語でtitleを付ける場合、最適な文字数は約30文字です。
これ以上の文字数を設定しても、検索結果に表示されません。
スマートフォンから検索した場合、表示されるtitle文字数はブラウザによって異なります。
どの環境でも快適に見られるように調整するなら、やはり30文字程度を目安にするのがおすすめです。
titleが短すぎても必要な情報を届けられませんので、28~32文字程度を意識してみてください。
重要なキーワードをタイトルの前半に持ってくることで、ウェブサイト制作者の意図を閲覧者に届けやすくなります。
なぜtitleが重要視されるのか?
ではここからは、なぜtitleがこれほどまでに重要視されているのか、その理由についてより深くチェックしていきましょう。
二つの側面から、わかりやすく説明します。
検索順位上昇につながる
SEOの目的とも言える、検索順位。
検索順位を上げるためには、検索エンジン側にウェブサイトの意図をわかりやすく伝える必要があります。
そのために、ページ毎にキーワードを設定しtitleに挿入します。
キーワードを意識して適切なtitleを設定すれば、検索エンジンが「どんな情報が掲載されているページか?」を大まかに判断してくれます。
もちろん現実には、titleだけで順位のすべてが決定されるわけではありません。
ただ、検索結果の上位に表示されるサイトの多くは、キーワードを意識した対策を行っていますので、実践していきましょう。
検索ユーザーにページ内容伝え、惹きつける
titleタグは、対検索エンジンのみに役立つものではありません。
検索結果にずらりと文字情報が並んだとき、どのサイトに飛ぶのかは、検索ユーザーにtitle情報を比較した上で決定します。
「このウェブサイトがどのような情報を与え、どういったメリットをもたらしてくれるのか」を伝えるのが、titleになります。
一方で、titleだけが立派でその内容と見合っていなければ、せっかく訪れたユーザーが離脱してしまいます。
一度期待を裏切られたユーザーを、再度ふり向かせるのは難しいこと。
こうしたリスクを避けるためにも、ページの内容を踏まえたtitleの最適化は重要なポイントとなります。
titleを作る上でのポイント3つ
「title設定の重要性はわかったけれど…実際にどんな風に作ればいいのか?」と悩んだときでも大丈夫です。
優れたtitleを作るためには、いくつかのコツがあります。
ひとつひとつのステップは決して難しくはありませんから、着実に作業していきましょう。
3つのポイントを紹介します。
ページ毎に狙いたいキーワード(エリア・サービス名など)を入れよう!
titleを決定するために、非常に重要なポイントとなるのがキーワード選定です。
サイト・ページが何を伝えているのかを示す、メインキーワードを設定しましょう。
伝えたい情報の本質をつく言葉のほか、エリア・サービス名を選択するのもおすすめです。どこの誰に向けた情報なのかを、わかりやすく提示できます。
キーワードはページごとに決定していきましょう。
クリックしたくなるtitleにしよう!
本棚にずらりと並んだ本の中から、今読みたい一冊を選ぶために役立つのが、背表紙に記載されたタイトルです。
ウェブサイトにとってのtitleは、これと同じ役割を果たすもの。
何らかの情報を探している相手に対し、興味を抱かせ、実際に手に取ってもらう(クリックしてもらう)必要があります。
そのためには、思わずクリックしたくなるtitleになるよう、いくつかのテクニックを実践しましょう。
①キーワードはできるだけ前に置く
title中のキーワードを置く位置は、できるだけ前方にするのがおすすめです。
人が情報をチェックするとき、Zの法則・Fの法則と呼ばれる習慣があります。
それぞれのアルファベットの書き順と同じように、まず「左上」から情報をチェックし始めるのが定番です。
キーワードをtitleの先頭付近に持ってくると、その印象は強くなります。
より効果的に、キーワードの内容を相手に届けられるでしょう。
またtitleが少し長くなってしまった場合、最後まで表示されないこともあります。
重要キーワードをtitle前半部分に持ってこれば、途切れによる損失を最小限に抑えられます。
②サイト・ページから得られるメリットを明確化する
検索結果一覧から自社サイトを選んでもらうためのテクニックとして有効なのが、「相手にとってのメリットを提示する」ということです。
- このサイトを見れば、こんな情報がわかる
- こちらのショップでは、こんな商品・サービスが提供されている
こうした情報を、titleに盛り込んでみてください。
サイトに訪れると、自分にとってどんなメリットがあるかが伝われば、クリック率は上昇します。
具体的なメリットを期待したユーザーがアクセスするので、成約率の上昇にもつながりやすくなります。
③キーワードを並べるだけではなく文章を作る
titleタグはウェブサイトの顏だからこそ、目にした方がどんな印象を抱くのかも重要なポイントです。
ただ単純にキーワードを並べるだけではなく、文章として成立しているtitleを設定しましょう。目につきやすく、心に残りやすいtitleになります。
読んだときにより印象的になるよう、体言止めや具体的な数字を入れるのもおすすめです。本のタイトルを決めるように、相手の心に訴えかけるtitle案を検討してみてください。
キーワードを入れ込み過ぎない様に注意しよう!
titleの重要性を学んだ方が陥りやすいのが、「キーワードを絞り込めず、複数詰め込んでしまう」というパターンです。
一つに決めきれない気持ちもわかりますが、逆効果になってしまう可能性も高いので注意してください。
キーワードを入れ込み過ぎたtitle例は、以下のとおりです。
【例】初心者から上級者まで!調味料の基本から日常料理、プロ向けレシピに調理道具の使い方も
こちらのページでは、きっと多くの情報を確認することができるでしょう。
調理に関する情報を、一から学べそうな気がします。
とはいえインターネットの世界では、「今の自分の状況にぴったりの情報」を、ピンポイントで探すケースがほとんどです。
先ほどのタイトルでは、誰が何のためにチェックしたいサイトなのか、わかりにくくなってしまいます。
【例】すぐ作れる!初心者向けの日常レシピ10選
こちらの方が、ターゲット・目的ともにわかりやすくなります。
また一つのタイトルに複数のキーワードを詰め込み過ぎると、検索エンジンからスパムと認定されてしまう可能性もあります。
こちらの側面からも、タイトルに使用するキーワードは出来る限り絞り込むのがおすすめです。
適切なtitle設定など、SEO対策はMPHにお任せください
titleづくりに工夫を凝らし、最適化することはSEO対策の基礎。
ご紹介した知識とテクニックを実践すれば、検索エンジン・ユーザーの双方から評価される、魅力的なtitleを作ることができます。
自分たちでできる対策からスタートしてみるのもおすすめです。
とはいえ実際には、
- 自分でtitleを考え設置してみたが、思うように効果が上がらない…
- そもそも自社ページのキーワードを、どう選定すれば良いのかわからない
- SEO対策は必要だが、そのために時間や手間をかける余裕がない
こうした問題に直面する方が多いのも事実です。
こんなときは、MPHにおまかせください。
SEO対策のプロとして、より効果的なtitleをご提案させていただきます。
キーワードの選定からコンテンツ制作代行、SEO対策全体の進行・管理など、充実のサービスを提供しています。
SEO対策において、titleは極めて重要な意味を持ちます。
しかし、検索エンジンの進化により、一昔前よりもさらに複雑な仕組みになっているのも事実です。titleだけを対策しても、十分な効果を得られないケースも少なくありません。
MPHなら、最新の仕組みに対応した上で、最適なSEO対策を実践いたします。
「SEO対策について、これまで何もしてきていない」「基本的な事項もよくわからない」という場合でも、MPHにお任せいただければ大丈夫です。
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